8個人1団体を表彰
地域に根差す活動評価
「市民の模範」とたたえる
心豊かなふるさとづくり表彰式
宮古島市市民運動実践協議会(前川尚誼会長)は23日、第12回心豊かなふるさとづくり表彰式を市中央公民館で開いた。クリーン、グリーン、グレイシャスの各賞に輝いた8個人と1団体に賞状を授与し、日ごろの活動をねぎらうとともに地域に根ざした行動を「市民の模範」とたたえた。
クリーン賞は、ボランティア清掃などで地域の美化活動に貢献している人に与えられる賞で、今回は平良の盛加越公園で長年にわたりごみ拾いをしてきた長田克子さんと宮城敏郎さんが受賞。また、「地域に若者の柔軟な発想と行動力を」の合い言葉で、漁港の清掃や地域の伝統行事に積極的に参加している久松青年会(仲間篤志会長)が選ばれた。
グリーン賞は、「緑の街角賞」に輝いた荷川取秀一さんほか3人(緑化推進賞=川満昭男さん、植栽努力賞=福嶺雅春さん、緑の生垣賞=名嘉真清美さん)で、地域にやすらぎのある環境を創出しているとして選出された。
グレイシャス賞は、「親切運動活動賞」で、小学校を中心に水泳の指導を行っている上地力さんと、子供たちの登校時のあいさつ運動と交通指導を実施している根間貞倶さんがそれぞれ評価された。
受賞者を代表してグレイシャス賞の根間さんは「素直で真っ直ぐな人に育ってほしいと、活動出来る範囲で実践してきた。これからも頑張っていきたい」と話した。
前川会長は「地域をより良くするために頑張っている皆さまと連携を密にして、市民同士の輪を広げていきたい」とあいさつした。
下地敏彦市長(代読)、市議会の佐久本洋介議長、宮國博教育長は「市民の模範となる活動に敬意を表する」と述べ、それぞれの立場から活動を支援していく考えを示した。