社会・全般
2018年2月24日(土)8:58
カボチャの出荷ピーク
伊良部集荷場
JAおきなわ 本土市場の品質高く
宮古では最大のカボチャ産地の伊良部で、収穫がピークを迎えている。JAおきなわ伊良部支店の共同集荷貯蔵施設には連日、深緑色のカボチャが次々と搬入され、県外出荷作業に追われている。今期の出荷量は前期実績249㌧を下回ると予想。市場での品質評価は依然として高い。
伊良部支店が取り扱うカボチャの品種は「エビス」が5割を占め最も多い。今期産のカボチャは昨年10月ごろから植え付けた。同支店の池間敏一さんは、今期作が前期と比べて減産になった原因として「昨年月ごろ雨が少なかったので、その影響で減産となった。市場での販売環境は好調だ」と分析する。宮古地区営農振興センターによると、伊良部では前期のカボチャの出荷量は249㌧、販売額は8700万円あった。今期の出荷量は280㌧、販売額にして8400万円の計画を立てている。