火の用心呼び掛け/佐良浜保育所の園児パレード
春の火災予防運動スタート
「火の用心ことばを形に習慣に」をスローガンとした2018年春季全国火災予防運動が1日スタートした。7日までの1週間、各種催しなどを通して火災予防思想の一層の普及を図り、火災発生防止に取り組む。
宮古地区では運動初日、車両広報パレードや園児たちのが行われ、地域住民に火災予防に対する意識の高揚を図った。
このうち、佐良浜保育所(与那城元子所長)の3、4歳児27人は、そろいの法被を着て拍子木をカンカンと打ち鳴らしながら「火の用心のうた」の曲に合わせて約1・5㌔を徒歩パレードした。
コース沿いには、地域のお年寄りたちが駆け付けて「頑張ってね」と声を掛けて、かわいらしい園児たちのパレードを見守った。
出発式では、市消防本部の上地一史警防課長が「地域の人たちやお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんに大きな声で火の用心を訴えていこう」と呼び掛けた。
今年の重点目標は▽住宅防火対策の推進▽乾燥時及び強風時火災発生防止対策の推進-など7項目。運動期間中は、宮古地区では防火対象物・危険物施設などの立入調査やホテルの警防調査、森林火災時における遠距離中継送水ポンプ運用訓練などを実施する。