農水大臣賞など祝う/県野菜品評会
関係者が受賞の喜び共有
おきなわ花と食のフェスティバル野菜品評会で農林水産大臣賞を受賞した上地宏明さんらを祝う会が7日午後、JAおきなわ宮古地区本部であった。多数の関係者が参加して受賞の喜びを共有。併せて宮古島産野菜のブランド化促進に向けて決意を新たにした。
野菜品評会では、上地さんがサヤインゲンで金賞と農林水産大臣賞を受賞したほか、仲宗根稔さんがトウガンで金賞、内閣府沖縄総合事務局長賞に輝いた。
そのほか、銀賞は砂川勝彦さん、宮国辰彦さん、下地敏彦さん、砂川博昭さんの4人。銅賞は、安田勝男さん、新里高一さん、島尻秀樹さんが受賞した。
また、県農林漁業賞で川満幸一さん、野菜産地活動表彰ではオクラ専門部会が沖縄ブランド化貢献部門で表彰されている。
受賞祝賀会を開いたJA宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会の池間義光会長は「受賞は生産者の皆さんの日ごろの努力と関係機関の指導のたまもの」とたたえ、「日々のたゆまぬ努力が評価されたことをみんなで祝福し、野菜の生産拡大と発展につなげよう」と来場者に呼び掛けた。
受賞者紹介の後、下地敏彦市長をはじめ県宮古農林水産振興センターの植田修所長、JAおきなわの大城勉代表理事理事長が来賓祝辞を述べ、それぞれの生産技術と努力をたたえた。
受賞者を代表して上地さんがあいさつし、「思いもよらぬ賞を受賞することができた」と喜び、「これからも自信と勇気をもって栽培に取り組み、感動を与えられる野菜を生産していきたい」と決意した。
祝福に駆け付けた参加者は栄えある受賞を祝うとともに、宮古における一層の野菜振興に期待を込めた。