70歳以上171人の長寿祝う/与那覇自治会が敬老会
下地与那覇自治会(池村英三会長)の2018年度敬老会・豊年祈願祭が6日、与那覇区コミュニティーセンターで開かれた。大勢の地域住民らが参加し、最高齢103歳の女性や今年70歳となる新会員7人を含む171人(男性76人、女性95人)の敬老会員の長寿を祝うと共に、末永い健康と地域の発展を祈念した。
会の式典で池村会長は「与那覇自治会がこのように発展してきたのは皆さんが喜びや幾多の困難を乗り越えてきた並々ならぬ努力のたまもの。これから先も健康に留意して、子や孫のためにも元気で過ごしてもらえることを願っている」と敬老会員に呼び掛けた。
同地域の農業については、昨年度のサトウキビ生産量は台風の影響で前年度を下回ったものの、葉タバコや畜産、野菜などの生産量は増加傾向にあることを紹介。「農家所得の向上に期待している」と語った。
来賓祝辞では「皆さんが長年培ってきた知識と経験は何事にも代え難い島の宝。今後とも市の発展のため皆さんの力を大いに発揮してもらいたい」などとする下地敏彦市長の祝辞を下地信男教育部長が代読した。
敬老会員を代表して与那覇老人クラブの友利勇会長が「私たちはまだまだ青年。そういう意気込みで頑張ろう」、新敬老会員を代表して渡真利等さんは「元気な先輩のあやを借りて一生懸命に頑張ってきたい」と語った。
祝宴では市議会の上地廣敏副議長や下地地区地域づくり協議会の川満省三会長らの音頭で、敬老会員の長寿や地域の発展などを願い乾杯したほか、地域住民らがさまざまな余興を披露して会を盛り上げた。