10億円販売達成へ一丸/JA野菜・果樹生産出荷連絡協総会
会長に伊志嶺さん 優績農家を表彰
JAおきなわ宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会(池間義光会長)は30日午後、JAおきなわ宮古地区本部ホールで第16回定期総会を開き、販売額10億円達成を柱とする新年度の事業計画と予算を決めた。役員改選では新会長に伊志嶺一之さんを選任した。優績農家の表彰もあった。
この日の総会議事は①2017年度の事業報告と収支決算②規約の一部改正③18年度の事業計画案と予算案④役員選任案-。それぞれ全会一致で承認した。
17年度は出荷数量2703㌧、販売金額10億円を掲げて取り組んだが、実績は数量が2216㌧(計画比82%)、販売額は8億1500万円(同)だった。
これを踏まえて、18年度も同等の販売(事業)計画を立てて生産活動に取り組む方針を決めた。
規約改正では、部会員の賦課金を年間4000円から5000円に改めることを決定した。部会活動及び視察研修充実のため。
新年度予算は約644万円。収入は賦課金275万円、JAの助成金368万円などで構成し、支出には会議費に30万円、支部活動費に計94万円、部会活動費に215万円、活動費に100万円を盛り込んだ。
役員改選では会長に伊志嶺さん、副会長には岡村善市さんと垣花和典さんを選任した。監事は玉元正助さんと友利幸男さん。
審議後は優績農家を表彰し、日ごろの生産活動をたたえるとともに、一層の技術向上に期待を込めた。
表彰された優績農家は次の通り。
▼販売額の部
【販売額総合】①渡真利兼(上野)②砂川好徳(城辺)③砂川博紀(同)
【品目別販売額】カボチャ=①宮国辰彦(伊良部)②下地信弘(同)③伊佐ヒデ子(同)▽ゴーヤー=①渡真利兼(上野)②砂川好徳(城辺)③砂川博紀(同)▽トウガン=①下地博和(上野)②池間一男(城辺)③友利博明(上野)▽マンゴー=①ふれあいフルーツ宮古(平良)②横山正幸(上野)③ティダマンゴー宮古島(上野)▽メロン=①仲里成繁(上野)②友利研一(城辺)▽インゲン=①島尻秀樹(下地)②上地宏明(同)③平良博徳(城辺)▽オクラ=①宮国健(伊良部)②平良歩笑(平良)③久保弘美(同)
▼特別表彰の部
【野菜品評会】金賞=上地宏明(インゲン、下地)、仲宗根稔(トウガン、上野)▽銀賞=砂川勝彦(ゴーヤー、城辺)、宮国辰彦(カボチャ、伊良部)、下地敏彦(カボチャ、下地)、砂川博昭(トウガン、上野)▽銅賞=安田勝男(カボチャ、城辺)、新里高一(トウガン、上野)、島尻秀樹(インゲン、下地)
【県農林漁業賞園芸部門】川満幸一(下地)
【野菜産地活動表彰沖縄ブランド化貢献部門】オクラ専門部会