社会・全般
2018年6月14日(木)8:57
ゴールデンシャワー咲き誇る/平良下里通り
「黄金の雨」に期待
梅雨真っただ中の宮古島地方。今年は雨が少なく、特に旧町村部では農作物への被害がまだまだ心配されている。
そんな中、平良の下里通りでは街路樹の一つ、ゴールデンシャワーが黄金色の花を咲かせ、夏空の下で周囲に清涼感を漂わせながら観光客や買い物客らの目を楽しませている。
ゴールデンシャワーは、毎年5月ごろになると、花が咲き誇り、梅雨の時期を告げるとされている。
英名は、「黄金の雨」に見立てたのが由来。タイの国花でミャンマーやインドなどが原産。マメ科の仲間で、樹高10㍍以上に成長する落葉高木。和名は、ナンバンサイカチ。
宮古島地方気象台によると、向こう一週間は梅雨前線の影響で雨の降る日が多く14、15日とも「雨」の予報だ。
「梅雨」を告げるゴールデンシャワーが咲き誇ったことで、島全体が求めている「黄金の雨」に期待が高まっている。