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社会・全般
2018年7月6日(金)8:55

竹串の料理振る舞う/多良間村

棟上げ式で「じゃんきむぬ」


竹串に刺した天ぷらなどのじゃんきむぬを手にする村民=5日、村塩川

竹串に刺した天ぷらなどのじゃんきむぬを手にする村民=5日、村塩川

 【多良間】自宅を新築中の村塩川の村吉肇さん宅で5日、棟上げ式(スラブ打ち)があり、同村に古くから伝わる「じゃんきむぬ」が振る舞われた。

 この「じゃんきむぬ」は竹串にピタはんびん(天ぷら)、揚げ豆腐、豚の三枚肉、結び昆布、かまぼこを刺して作った料理で、施主が大工や祝いで訪れた人々に振る舞うもの。

 「じゃんきぬむ」の由来は、工事現場の屋根にいる建築大工が昼食時間になっても忙しく、庭に降りて食べる余裕がないことから竹串に料理を刺して提供したことが始まりと伝えられている。また以前は食器類が少なかったために竹串でごちそうを振る舞ったともいわれている。

 村吉さんは「先祖から受け継がれた家を新築でき良かった。これまで以上に大事にしていきたい。また地域の協力でスラブ打ちができ、じゃんきむぬをごちそうでき良かった」とは話した。

 この日、スラブ打ちのお祝いに訪れた人々にも「じゃんきむぬ」がふるまわれ盛大に祝いが行われた。


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