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社会・全般
2018年8月27日(月)8:57
オグロシギなど/渡り鳥飛来相次ぐ
宮古島に渡り鳥の飛来が相次いでる。26日、オグロシギ(シギ科)幼鳥と冬羽に移行中のアカガシラサギ(サギ科)が確認された。2種とも8月に飛来するのは珍しい。
オグロシギは、尾羽の黒帯が名前の由来とされる。長く真っ直ぐなくちばしは先端が黒い。幼鳥は顔から胸にかけて黄色味を帯びる褐色。
北海道の遥か北東に位置するカムチャッカ半島などで繁殖し、東南アジア、アフリカ中部などで越冬する。成鳥は全長約39㌢。
一方、アカガシラサギは中国中東部などで繁殖。日本本土では繁殖例がある。
宮古島では長期滞在する。冬は東南アジアなどで過ごす。
夏季は頭部や胸が赤褐色となり、頭部のその色が名前の由来となっている。
冬羽に完全に衣替えすると、背中は茶色、胸は茶と黄色の縞模様になる。成鳥は全長45㌢。
2種とも渡りの途中に立ち寄る旅鳥。宮古島で翼を休め通過していく。