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社会・全般
故翁長知事の県民葬
10月9日、県立武道館
【那覇支社】県は27日、県民葬実行委員会を開催し、故翁長雄志知事の県民葬を10月9日午後2~4時の日程で実施すると決定した。会場は那覇市の県立武道館で、内閣総理大臣など三権の長、各省庁大臣、沖縄関係や県選出の国会議員、県内市町村長や県議会・市町村議会議員など約1000人へ参列を呼び掛ける。
27日の実行委員会では、委員長を務める県知事職務代理者の富川盛武副知事が「翁長知事は就任以来、自立経済の発展や基地問題の解決など、沖縄が抱える様々な問題に取り組んできた。特に辺野古新基地建設問題では、辺野古に新基地はつくらせないとの強い決意の下、国と対峙しながら自らの意思を貫き通し、多くの県民の共感を得た」とあいさつした。
故翁長知事の県民葬の日程をめぐっては、県議会各会派から「慣例に基づき49日以内に行うべきだ」との意見や「多くの県民が参列する機会にするべきだ」として10月21日投開票の那覇市長選挙の後に行うべきとする意見などが出ていた。
実行委員会終了後、富川副知事は県民葬の日程について「全ての県民が穏やかな状況で追悼できるようにということが前提で、各会派を含めて(県議会)議長が調整した。それについて、市町村、経済界も了解ということだ」と述べた。