地域で健康長寿祝う
お年寄り集い敬老会/宮古島市主催
宮古島市主催の敬老会が13日、城辺、上野、下地の3地区で開かれた。今年70歳となり敬老会に仲間入りする196人を含む地域の年長者計2994人の長寿を地域住民らと祝うとともに、末永い健康を願った。同日、多良間村主催の敬老会も行われた。14日は平良地区、17日は伊良部の伊良部地区と佐良浜地区で敬老会が開かれる。
城辺地区
城辺地区の敬老会は城辺公民館で開かれ、70歳以上の高齢者が招かれて盛大な祝福を受けた。参加者は楽しい余興を満喫し、拍手をしたり、大笑いしたりして楽しい時間を過ごした。
城辺の70歳以上の高齢者は男性917人、女性763人の1680人。新70歳は61人、女性は45人で、最高齢は男性が100歳、女性は105歳。
敬老会の式辞で下地敏彦市長は「城辺、宮古島市が発展してこられたのは、皆さんの長年の努力と尽力のたまもの」と感謝し、「これからも健康に留意し、笑顔で幸多い日々を過ごしてほしい」と話した。
来賓で市議会の上地廣敏副議長は、戦後日本の高度成長期を支えてきた労苦に感謝し、「宮古にはまだ課題がある。皆さんの提言が必要だ」と期待した。
城辺地区地域づくり協議会の神里清春会長は「健康と仲間づくりが大切だ。家から出掛けて健康づくりに励もう」と呼び掛けた。
これらの激励に新70歳の砂川雅一郎さんは「感謝の心を忘れず、健康に留意しながら地域社会の発展に貢献したい」と決意した。
この後は楽しい余興で大盛況。高齢者は演目ごとの拍手に感謝を込めた。