余興披露し祝福/地域挙げ「敬老会」
新入会員も歓迎
「敬老の日」(17日)を前に各自治会などで15、16日、お年寄りたちの健康と長寿を祝う「敬老会」が開かれた。長年にわたり地域に尽くしてきたお年寄りたちを子や孫、地域の人たちがご馳走を振る舞ったり余興を披露したりして感謝の気持ちを伝えた。新しく敬老会の仲間入りした人たちを先輩たちが温かく迎えた。
国仲自治会
「第1回国仲自治会敬老の集い」が伊良部の女性・若者等活動促進施設(国仲公民館)で開かれた。国仲に住む70歳以上のお年寄り115人(男性57人、女性58人)の健康と長寿を地域を挙げて祝った。
同地区で敬老会が行われるのは今年が初めて。
市の主催の敬老会だけではなく、地域でも開催してほしいという要望が以前からあり、老人クラブや婦人会、青年会、敬老者家族会が中心となり開催にこぎつけた。
国仲自治会の垣花恵会長は短い準備期間だったが、住民の団結と協力で開催できたことを喜び「おもてなしの心、奉仕の気持ち。これが『国仲の宝』だ」とあいさつを述べ、地域の発展に貢献してきた先輩たちに敬意を表した。
新たに敬老会入りした8人を含めた参加者は、保育園児たちや婦人会のダンスに手拍子をしたり、スマホで撮影したりして「敬老の集い」を楽しんだ。