池間チヨさんに祝状と銀杯/新百歳
家族、関係者で盛大に祝う
10月3日に百歳を迎える池間チヨさん(99)=上野字宮国=の百寿祝いが16日、平良字下里の長男・巖さん宅で行われた。内閣総理大臣からの祝い状と銀杯を下地敏彦市長がチヨさんに贈呈したほか、宮古島市からは祝い金と記念品が贈られた。そのほかにも県知事職務代理者の富川盛武副知事からのお祝いのメッセージも贈られた。
チヨさんは、家族らが見守るの中、内閣総理大臣からの祝い状と銀杯を満面の笑顔で受け取り、得意の歌と踊りを披露した。
チヨさんの歌と踊りには下地市長も大喜びで、一緒に踊ると周囲は和やかなムードに包まれた。
とても元気なチヨさんに下地市長も驚いたした様子で「これからも、もっともっと元気に長生きして、頑張ってください」と百歳を祝福した。
盛大な祝福を受けたチヨさんは「こうして長生きできたのも、多くの皆さんにお世話になったおかげなので感謝している。これからもよろしくお願いします」と笑顔で感謝の言葉を述べた。
1918年生まれのチヨさんは、子ども5人、孫14人、ひ孫20人。その人柄について、長男の巖さんは「昔は農業で生活も厳しい中で私たちを育ててくれた。性格は気が強くて、とても思いやりがある。歌もプロ級で今でも歌い出したら止まらない」と紹介した。
長寿の秘けつについては「本人は肉と魚が大好物で好きなものを食べて気楽に生きていることが長寿の秘けつかもしれない」と話した。
市福祉部高齢者支援課によると、今年の新百歳はチヨさんを含め18人。百歳以上のお年寄りは52人(9月12日現在)となっている。