ユニークな競技に沸く/多良間
村民運動会で交流広がる
【多良間】多良間村民運動会が3日、同小学校グラウンドで開かれた。あいにくの雨の中、村内8部落の代表選手が、竹馬競争やワーガニマース(輪回し)などのユニークな競技で交流の輪を広げた。
運動会の目玉競技は、両足をひもで結び飛び跳ねながら速さを競う「両足跳び」。
選手たちは100メートルの距離をジャンプしながら前に進み、次の選手にバトンをつないで歓声を上げていた。
運動会には離島体験ツアーで来島した6人も参加。中山友佳さん(岡山県)は「村民が優しく接してくれる。運動会に参加できてとても楽しい」と笑顔だった。
大道部落区長の長崎正幸さんは「体験ツアーの参加者たちが楽しんでくれて良かった。これを機会に多良間島に嫁いでほしい」と話した。
開会式であいさつした伊良皆光夫村長は「島では毎週行事が行われるが、村民の健康と活力があればできる。県外からの体験ツアー客も運動会に参加している。村民と交流を深めてほしい」と激励した。
村民運動会は「スポーツを通して村民の健康増進と心の触れ合いを大事に、明るい平和で豊かな地域づくりを図ることを目的に毎年「文化の日」に開催されている。
大会結果は次のとおり。
優勝=天川▽準優勝=津川▽3位==大木