「交通安全」に願い込め/宮古島署・交通安全協
イルミネーション点灯
年末年始の交通安全県民運動(12月21日~1月4日)を前に、宮古島警察署(前花勝彦署長)と宮古島地区交通安全協会(新里孝行会長)は3日、平良の袖山交差点に隣接するやまと商事の社屋内で交通安全イルミネーション点灯式を実施した。社屋壁面に「交通安全」の文字が浮かび上がり、ドライバーに安全運転を呼び掛けた。
同協会の前会長だった宮里敏男さんが、自身が経営する同社商品を交通安全の啓発活動に使用したいと申し出があり、実施された。電球約8000個を使用しているという。
点灯式で前花署長は「先月、死亡事故が発生したが、最近、事故は少しずつ減少している。イルミネーションを見て、心を落ち着かせ、安全運転をしてもらいたい」と述べた。
新里会長は「12月は交通量も増える。点灯式を機に交通事故が減るよう啓蒙(けいもう)活動を頑張ろう」と話した。
やまとグループの宮里代表(代読・砂川大輔さん)は「このイルミネーションが人々に癒やしを与え、交通安全につながれば幸いだ」と語った。
点灯式のアトラクションでは、北中学校吹奏楽部がクリスマスソングなどを披露し、点灯に花を添えた。