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社会・全般
菊之露、準グランプリ獲得/JAL泡盛プロジェクト
「繊細で滑らかな口当たり」
【那覇支社】「國酒・琉球泡盛応援プロジェクト」泡盛グランプリの授賞式が11日、那覇市の日本トランスオーシャン航空本社で行われ、菊之露酒造の「菊之露VIPゴールド古酒」が10年未満古酒部門で準グランプリを受賞した。
同プロジェクトは、JALグループが取り組む地方活性化策「新・JAPAN PROJECT」の一環。同グループが県や内閣府沖縄総合事務局などの後援を受け、古酒としての成熟も楽しめる泡盛の奥深さを広く知ってもらうため、今年6月から実施している。
菊之露VIPゴールド古酒は、審査員から「繊細で滑らかな口当たり、きめ細かく長い余韻が印象的」と高く評価された。
受賞後、菊之露酒造那覇営業所の下地一盛統括本部長(33)は「宮古島代表としてうれしいし誇りに思う。VIPゴールド古酒は、食事を楽しみながら、まろやかさ、風味を堪能してほしい。古酒の中では(価格が)リーズナブルで居酒屋でも気軽に飲める。お土産としても最適です」と受賞の喜びを語った。
今回の泡盛グランプリには31酒造所90銘柄の応募があり、「10年未満の古酒」、「一般酒」、「泡盛ベースリキュール・スピリッツ」、「10年以上の古酒」の4部門で、グランプリと準グランプリを決定した。
授賞式では、内閣府沖縄総合事務局の能登靖局長が「泡盛は食事のシーンに応じた飲み方、食べ合わせがある。単体で飲む以上に、食事と一緒だとさらにおいしい。海外、世界で勝負できるお酒で、今後も愛されることを願いたい」と語った。