社会・全般
2018年12月28日(金)8:57
店頭に門松ずらり
製作作業が急ピッチ
年末の花屋店頭には門松が並び、正月準備で客が買い求めている。門松を作っている城辺の作業場では男性2人が竹を切り、女性2人が飾り付けをして仕上げていた。
竹を切っていた男性は「台風や集中豪雨などの悪天候の影響で、竹と松が昨年の三分の二程度しか入荷していが、例年並みの数量を目指す」と話し作業に励んでいた。
女性は砂の入ったこもの鉢に竹と松を差し込み「日に100個くらい作る」と作業に精を出していた。
門松は12月に入ると下準備を行い、クリスマスを終えると本格的に製作を始める。
花屋の女性は「竹にカビが生えないように湿気に気を付けて、正月にいい状態で飾れようにしている」と話した。
同店では小、中、大、特大の4種類の門松を販売していて、スーパーなどにも卸しているという。
買い物に訪れた女性は「健康に恵まれるように。商売繁盛。宮古のみんながいい年であるように」と新しい年に願いを込めていた。