年末年始はふるさとで/宮古空港
帰省客でにぎわう
年末年始を宮古で過ごそうと、宮古空港ロビーは28日、県内外から来島した宮古出身者や観光客でにぎわった。大きな旅行カバンや土産を手にした家族連れらの姿が見られ、出迎えた祖父母や両親との再会に笑顔を見せていた。
日本トランスオーシャン航空(JTA))の那覇-宮古の下りピークは29~30日、宮古-那覇の上りピークは来年1月2~3日。期間中の臨時便は那覇-宮古で8便運航予定。
全日本空輸(ANA)の那覇-宮古の下りピークは31日、宮古-那覇の上りピークは来年1月6日。
この日は気温が上がらず、日中は北北東の強い風が吹いていた。宮古空港に降り立った帰省客と観光客の中には寒そうな表情を見せる人もいた。
宮國浩行さん(62)=伊良部国仲=は、埼玉県から帰省した孫の結菜さん(18)を迎えた。2年ぶりの再会。浩行さんは「元気で良かった」と満面の笑み。
高校3年生の結菜さんは「おじいに会えて、とてもうれしい。早くおばあの手作りの宮古そばを食べたい」と笑顔で話した。その上で「伊良部小、中学校は母校。来年廃校になると聞いているので、滞在中は母校をゆっくり見学したい」と計画を打ち明けた。