社会・全般
2019年1月13日(日)8:57
もやがかかり幻想的な風景/多良間
【多良間】多良間空港などで11日午前7時ごろ、もやが観測された。村仲筋の牧場では一面が真っ白になり、幻想的な風景が広がった。
もやとは、微小な浮遊水滴や湿った微粒子により視程が1㌔以上、10㌔未満となる状態のことを表す。視程が1㌔未満の状態になれば霧と表現される。
宮古島地方気象台によると、この日の多良間島は午前7時の気温が20・4度、風速は0・7㍍だった。朝方は雲の隙間から太陽が少し顔をのぞかせたという。南から暖かい湿った空気が入ったことなどで、もやが発生する条件が整ったと見られる。
那覇航空測候所によると、多良間航空気象観測所の視程計で、同日未明から午前8時ごろまで、視程が10㌔未満になっていたことが確認された。