局地的に激しい雨/宮古島地方
鏡原で1時間54ミリ/道路、至る所で冠水
宮古島地方は16日、宮古島の近海にある、弱い気圧の谷の影響で、局地的に非常に激しい雨が降った。鏡原(宮古空港)で、降り始めから午後5時までに、95・5ミリを観測し、1月の日最大降水量として最も多い値となった。また、鏡原で午後3時34分までの1時間に54・5ミリの降水量を観測した。
市内の至る所で道路が冠水し、2カ所でパトカーが出動し通行止めになった。この2カ所では立ち往生する車を移動するため、消防署員が出動したが、この雨によるけが人、床上、床下浸水などは報告されていない。
16日午前0時から午後5時までの各観測点の降水量は多い所から、鏡原(宮古空港)で95・5ミリ▽平良下里(宮古島地方気象台)で76・0ミリ▽下地島空港で37・5ミリ▽城辺新城で36・0ミリ▽多良間仲筋(多良間空港)で33・5ミリをそれぞれ観測した。
沖縄地方気象台の16日午後4時35分発表の週間天気予報によると、17日から向こう一週間は、期間のはじめは寒気の影響で雨が降るが、次第に高気圧に覆われて晴れる予報。期間の終わりは、次の寒気の影響により、曇りや雨の天気となる見込み。
最高気温・最低気温はともに、平年並みか平年より高く、期間の中ごろはかなり高い所もある予報。
降水量は、平年並みの見込み。