社会・全般
2019年2月24日(日)8:55
陸自、来月26日配備
警備隊380人 政府決定
政府は22日の閣議で、南西諸島の防衛体制を強化するため、陸上自衛隊の駐屯地を鹿児島県の奄美大島、宮古島にそれぞれ3月26日付で新設することを柱とする部隊改編を決定した。
防衛省によると、奄美駐屯地(鹿児島県奄美市)を中心に奄美大島には警備隊、地対空・地対艦ミサイル部隊を合わせて約550人配備。宮古島駐屯地(宮古島市)には警備隊380人を配置し、最終的には地対空・地対艦ミサイル部隊も合わせて700~800人規模となる見通し。
岩屋毅防衛相は22日の記者会見で「南西地域の島しょ部の防衛体制強化には不可欠だ。わが国の防衛上、大変重要な意義を有するものだ」と述べた。