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社会・全般
本番に向け意気込み
第45回那覇ハーリー
海洋池間民族、きょう登場
【那覇支社】第45回那覇ハーリーの一般競漕が5日に行われるのを前に、「海洋池間民族」チームの平安山健次会長は4日、本番に向けて「今回は15回目の出場という節目なので、決勝に進出して優勝したい」と意気込みを述べた。同チームでは、毎年約150人の郷友らが応援に駆け付け、チームの優勝を祈り声援を送っており、今年の成績が注目される。
同チームは5日の一般競漕で、Aブロックの第4レース、午前11時40分ごろ(予定)に登場し、「加島事務機」、「うりずん」と決勝進出をかけて対戦する。同チームは昨年、4分41秒35のタイムで健闘したが、約3秒の僅差で決勝進出を逃している。
平安山会長は「那覇ハーリーは漕ぎ手の数が32人と多く、息を合わせるのが難しい。練習の成果と漁師の子孫として一致団結して優勝を目指してほしい。毎年、たくさんの応援団が駆け付けてくれるので期待にも応えたい」と語った。
青年団をまとめる池間のキャプテン島尻幸喜さん(40)は「2015年の第41回大会では決勝に進出し3位入賞を果たした。(明日の)本番では、チーム36人の気持ちを一つにして、優勝を勝ち取りたい」と決意を述べた。
最終日となる5日には、空手の演武などを奉納する「御願(うがん)バーリー」、那覇・久米・泊の3地区が競い合う伝統の「本バーリー」も行われる。
同日午後7時半からは、ORANGE RANGEのライブが行われた後に、3000発の花火を打ち上げて3日間を締めくくる。