感謝の気持ち込め/大神自治会
生まれ島で母の日祝う/カラオケ、かーきだこ満喫
大神自治会(久貝愛子会長)は「母の日」の12日、大神離島振興コミュニティーセンターで「あたらかんまりしま、うかんすま、母の日ゆんたく」(大切な生まれ島、大神島、母の日の語らい)を開催した。高野地区や福山地区、水納島などから大神島出身のお年寄りたちが駆けつけカラオケを楽しんだり、思い出話に花を咲かせたりしていた。
故郷に来た年寄りたちは、御嶽に手を合わせて帰郷を報告。同センターに向かった。
久貝会長から島の名物「かーきだこ」のだし汁で炊いた炊き込みご飯や島で育てたキュウリやカボチャ、海産物のモズクなど島の食材を使った弁当が配られた。参加者は地元の料理に舌鼓を打っていた。
その後、大神島在住の7人、他の地区から参加した7人の計14人が自己紹介をし、屋号や親の名前、嫁ぎ先などを話した。
屋号「ミウレー」の三姉妹、伊佐ツルさん(90)、久貝ヒデさん(81)、宮里キヨさん(80)は久しぶりの再会を喜んだ。
久貝会長は「年寄りから私たち子供たちや若い世代へとつながりを深め、島を思う気持ちを広めていきたい」と話した。
全員で大神音頭を歌ったり、カラオケで自慢の喉を披露したりして、会は盛り上がりを見せていた。