社会・全般
2019年6月7日(金)8:59
カツオぶつ切り空舞う/佐良浜漁港
恒例の「オオバンマイ」に歓声
佐良浜漁港で旧暦5月4日(ユッカヌヒー)に当たる6日、恒例の「オオバンマイ(大盤振る舞い)」が開催された。大勢の市民や観光客らが岸壁に集合。船上から参加者に向け、カツオのぶつ切りが放り投げられると、それを受け取った人は笑顔を見せた。
この日はカツオ一本釣り漁船2艘がオオバンマイを実施した。2艘が準備したぶつ切りの総重量は計600㌔。
参加者は、船首からまかれたぶつ切りを発泡スチロールケースや段ボール箱、プラスチックかご、ビニール袋などでキャッチした。
参加した伊良部島小・中学校(結の橋学園)5年の前泊晴琉優君は、初めての参加。東京から転校してきたという。「飛んできたものが袋に入ったので楽しかった」と笑顔だった。