109人敬い盛大に祝賀/久貝自治会敬老会
新70歳、地域貢献に意欲
平良の久貝自治会(渡眞利善信会長)は14日、久松地区公民館で第96回敬老会を開き、70歳以上の109人を招いて長寿を祝った。今年の新70歳は8人。敬老会入りを機に、さらなる地域貢献に意欲を見せた。
久貝自治会の70歳以上は男性49人、女性60人。最高齢は男性が渡真利浩さんと根間太郎さんで94歳。女性は長濱マツさんの99歳。
対象の高齢者には祝い金のほか、米や菓子、タオルなどが贈られた。
一人一人に祝い金を手渡した渡眞利会長は「自治会と地域の発展に尽力してきた皆さまに心からの敬意を表したい」と感謝した。その上で「長寿の地域で、今後も豊富な知識と貴重な生活体験を語り継ぎ、自治会のさらなる発展に寄与していただきたい」と話した。
来賓の下地敏彦市長(代読)は「皆さんがいつまでも健康で、住み慣れた地域で安心して暮らせるよう市としてもしっかり取り組みたい」と高齢者に住み良い社会の実現を誓った。
市議の粟国恒広氏と平百合香氏も祝意を述べた。
新70歳には子や孫から花束が贈られた。根間博さんは「令和元年に、こうして敬老会入りできたことを喜んでいる。先輩方のあやを借りてこの日を迎えられている」と古希を迎えた心境を表現し、「盛大な敬老会を開催してくれた自治会やスタッフの皆さんに心から感謝している」と話した。
引き続き敬老会は祝宴で盛り上がった。最後は参加者全員でカチャーシーを踊り、万歳三唱で締めた。