5社が工事現場優良賞/建設業労働災害防止大会
【那覇支社】第43回建設業労働災害防止大会(主催・建設業労働災害防止協会県支部)が16日午後、那覇市内のホテルで開催され、労働災害防止活動に功績のあった会社や個人の表彰が行われた。
支部表彰では、宮古から優良賞に翔南建設(友利勝人社長)、丸良建設(平良正樹代表)、先嶋建設(黒島一洋社長)、奥浜組(奥浜剛社長)、共和産業(下地武義社長)の5社がそれぞれ受賞した。
翔南建設の砂川明秀工事主任は「現場で実践してきたことが評価され大変うれしい。今後も安全意識を高め日々精進したい」と喜びを語り、先嶋建設建築部の新城健吏さんは「朝礼の実施や整理整頓など、細部への心掛けが安全につながった」、共和産業の下地直人総務営業次長は「大変良い賞をいただけてうれしい。今後も安全衛生に取り組んでいきたい」、丸良建設の平良正樹代表は「日ごろの重機の点検や体調管理などを心掛け今後も災害ゼロを目指したい」と意気込みを語った。
下地米蔵県支部長はあいさつで「2016年は県内建設業の死傷者数は152人で前年より人減少し、死亡者数も3人減り2人となった。関係者の努力に感謝したい」と述べた。
2017年度の全国安全週間は「組織で進める安全管理 みんなで取り組む安全活動 未来へつなげよう安全文化」をスローガンに掲げ、7月1日から7日までの1週間、全国一斉に展開される。