産業・経済
2017年6月22日(木)9:05
信漁連会長に渡真利氏/宮古島からは初の選出
県信用漁業共同組合連合会(信漁連)は20日、那覇市の水産会館で通常総会と理事会を開いた。任期満了による役員改選もあり、宮古島漁業共同組合組合長の渡真利一夫氏(63)が、代表理事会長に選任された。宮古地区の漁協組合長からは初の信漁連会長就任となる。任期は20日から3年間。
信漁連の会員は39団体。総会では、理事7人、監事3人が選任され、その後理事会が開かれ渡真利氏が会長に選任された。
信漁連は漁協の金融関係を扱う。総会では2017年度の事業計画も承認された。重点実施事項として、貯金平均残高は361億円で年度末残高355億円の達成に向け懸賞品や懸賞金付きの定期貯金を販売するとしている。
渡真利氏は、就任あいさつで「総会で承認された事業計画を推進し、信漁連、水産業の発展に全力を尽くしたい」と述べた。信漁連会長は常勤で渡真利氏は信漁連に常駐し会長職に当たる。