代表に新里さん再任/宮古上布保持団体
総会で17年度予算など承認
2017年度宮古上布保持団体の総会が21日、市平良庁舎で行われた。任期満了に伴う、役員改選が行われ、新里玲子代表が再任された。役員の任期は2年間。16年度事業報告、収支報告と17年度事業計画、収支予算が全会一致で承認された。
また、第26回全国重要無形文化財保持団体協議会の宮古島大会が11月9、10日に宮古島で開催される。主催する同大会実行委員会(下地敏彦会長)の依頼に協力することなども確認された。
新里代表は「16年度の保持団体の全事業を無事終了できた。特に伝承者養成部門を無事終了できた。11、12年度からの補助金増額に伴い、若い意欲のある後継者が育っている。先人から受け継いだ、宮古上布の技と美を、広く見せることで、島の宝という意識付けもできると思う」とあいさつした。
改選された役員は次の通り。(敬称略)
代表=新里玲子▽代表代理=砂川猛(再任)▽理事=下地達雄(同)、豊見山カツ子(同)、上原則子(新任)、砂川美恵子(再任)、仲宗根みちこ(同)、久貝喜一(同)▽会計=久貝喜一(同)▽監査=池間ヨシ子(新任)、上原栄作(同)