住民税徴収率 宮古島97・3%目標/徴収対策協総会
多良間は95・5%/「納期内納付に協力を」
県、宮古島市、多良間村による宮古地区個人住民税徴収対策協議会(会長・長濱政治副市長)の2017年度定期総会が22日、県宮古合同庁舎で開かれた。17年度の事業活動と予算案などを承認したほか、個人住民税の17年度徴収率目標値を宮古島市は97・3%、多良間村は95・5%とすることなどを確認した。
同協議会では毎年、個人住民税の納期内納付を呼び掛ける広報活動や、税徴収担当職員を対象とした研修会などを実施している。
総会では16年度の事業報告と決算報告、17年度の事業計画と収支予算案などを審議。17年度の個人住民税徴収率の目標値を宮古島市は15年度実績が95・6%、16年度は96・7%だったことを踏まえ97・3%とすること、多良間村は15年度が94・5%、16年度が96・0%だったことを踏まえ95・5%とすることを事務局が提案し、了承された。
総会終了後、長濱副市長らが会見を開き、17年度の納税者数は宮古島市が前年度比1844人増の2万2012人、多良間村は4人増の353人となり、税額は宮古島市が1億937万9000円増の26億8237万9000円、多良間村は150万円増の4492万9000円となることなどを報告。「納税は市民の義務。滞納すると延滞金が掛かり余計に支払わなければならなくなるので、納期内納付に協力をお願いしたい」と呼び掛けた。