マスタープラン変更に同意/都市計画審議会
決定を市長に答申
宮古島市都市計画審議会の下地義治会長が30日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、諮問を受けていた市都市計画マスタープランの一部改定と、都市計画道路久松線の一部を拡張する道路変更について、諮問のあった原案に同意すると決した審議結果を答申した。
都市計画マスタープラン一部変更は、現在定めている「市街地ゾーン」、「農地・集落ゾーン」、「自然環境保全ゾーン」の3ゾーンに加え、新たに「土地利用調整ゾーン」を設定。大規模集客施設の誘致や無秩序な市街化の抑制、防災機能を充実させることなどを目的に「市街地ゾーン」と空港の周辺を「土地利用調整ゾーン」に指定するもの。
久松線の道路変更は、下里通り公設市場前交差点から国道390号久貝北交差点までの総延長1020㍍のうち、中央通りと交差する三差路周辺の155㍍の区域で道路を拡幅し歩道整備などを行うもの。
市長室を訪れた下地会長は、諮問を受けた議案について審議会で原案に同意する決定を行ったことを答申した。
下地市長は都市計画マスタープラン一部変更について「都市計画そのものが旧平良市を中心とした計画となっていたので、合併して広域的な計画にしなければならないとの考えから、当面行うべき変更を諮問した」と説明。「原案通り答申してもらいありがとう」と謝意を述べた。