安全社会の構築に期待/社会を明るくする運動出発式
第67回社会を明るくする運動街頭車両広報宣伝活動出発式が3日、市役所平良庁舎1階ロビーで開かれた。同運動宮古地区推進委員や宮古保護区保護司会メンバーらが参加。地区推進委員会の委員長を務める下地敏彦市長が誰もが安心して暮らせる社会の構築に期待を示すメッセージが紹介されたほか、市教育委員会の宮國博教育長は推進委員の活動に謝意を伝えた。
社会を明るくする運動とは、すべての国民が犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め,それぞれの立場で力を合わせ、犯罪のない地域社会の構築を目指す全国的な運動。同運動の強化月間である7月に宮古島市でも毎年、広報宣伝活動などを行っている。
出発式では下地市長の代理として参加した市福祉部の下地律子部長が「深い理解の下、広報宣伝活動を契機としてこの運動が犯罪被害のない誰もが安心して暮らすことのできる明るい社会の構築、罪を犯した人たちが更生し、地域に受け入れられる社会の実現に貢献すると期待している」などとした市長あいさつ文を代読した。
宮國教育長は宮古での少年非行件数が近年、減少傾向にあることを紹介し「これも推進委員会の皆さんの活動のたまもの。感謝している」と謝意を述べた。
出発式の前には内閣総理大臣、県知事、県教育長からのメッセージ伝達式が行われたほか、広報宣伝活動では車両による巡回宣伝や市内スーパー前でのチラシ配布などが行われた。