前里、横山さんを表彰/県食品衛生協会
多大な貢献たたえる
県食品衛生協会(佐久本武会長)はこのほど、食品衛生思想の普及に貢献した同協会宮古支部の前里昌吾さんを表彰した。同支部事務局員を21年間務めた横山幸子さんには感謝状を贈呈した。横山さんには、日本衛生食品協会(三村明夫会長)も感謝状を贈った。
前里さんは、食品衛生指導員として市内事業所を定期的に巡回。調理における衛生管理の徹底を図った功績が高く評価された。
横山さんは20年以上の長きにわたって事務局員を務めた。宮古支部の事務作業を一手に担い、食品衛生思想の普及に関する多大な貢献を2団体が認めた。
表彰伝達式が6日、宮古保健所であり、宮古支部の砂川靖夫支部長が表彰状と感謝状を伝達した。
前里さんは「この表彰を機に、さらに気を引き締めて活動に当たりたい。客に信頼される食品衛生管理に努めたい」と語った。
横山さんは「多くの支えを受けながら、楽しく務めることができた。今後は食品衛生指導員として協力していきたい」と話した。
宮古保健所の上原真理子所長は「保健所としても喜ばしい表彰。食品衛生管理の分野でますます指導力を発揮してほしい」と一層の活躍に期待を込めた。