水難事故に遭わない
海の安全教室で誓う/久松幼稚園
久松幼稚園(亀川典子園長)は宮古島海上保安部の協力で6日、同園で海の安全・環境保全教室を開いた。子供たちは水難事故に遭わないための安全や危険な生き物には絶対触らないことについて学んだ。海上保安庁のマスコットキャラクターの着ぐるみ「うみまる」の登場に大きな歓声を上げていた。
同園によると、これから夏本番を迎え、子供たちは保護者とともに海で遊ぶ機会が多くなる。海での遊びは楽しい反面、危険が伴う。同教室では、子供たちが海への関心を深めるとともに、安全で楽しく遊べるようにしようと開催した。園児51人と児童60人が参加した。
同保安部の職員がプロジェクターを使って進めた。海で遊ぶ時の五つの約束として▽大人と一緒に行く▽ペットボトルや浮き輪、ライフジャケットなど浮く物を持って行く▽溺れている人がいた場合は、近くにいる大人に知らせる▽知らない生き物には触らない▽海にごみは捨てない-を挙げた。
「海がめマリンの大冒険」と題した紙芝居が紹介され、子供たちは環境保全について理解を深めた。
最後は「うみまる」と一緒に記念撮影を行った。