質の高い歌声響かす/第21回合唱祭
11団体350人がハーモニー
第21回合唱祭(主催・宮古合唱連盟)が9日、マティダ市民劇場で開かれ、11団体350人が歌のハーモニーを響かせた。全体合唱曲は「海のまほろば第5楽章祈り」。すべての出演者が心を込めて歌った。
みやこ少年少女合唱団の歌声で幕開け。県内外から評価を受ける質の高い合唱で聴衆を魅了した。
この後あいさつした合唱連盟の洲鎌律子会長は「11団体も出演があり、主催者としてはうれしい限り。歌は心。心に安らぎを与えてくれる」と語り、最後までの鑑賞を呼び掛けた。
この後、小学生から一般までの合唱団体が次々と舞台に上がり、日ごろの活動の成果を発表した。
宮高音楽選択2年の65人は「虹」を合唱。会場全体に心地よく響く男女のハーモニーが印象的だった。
平良第一小の56人は「夏の思いで」を歌った。澄み切った優しい歌声に聴衆はうっとり。演目後は大きな拍手を送った。
宮古フロイデ合唱団の23人は「地上の星」「瑠璃色の地球」といった懐かしの名曲を歌って引き付けた。
平良や城辺の女声コーラスのメンバーも活動の成果を伸び伸びと発表した。
最後は全出演者が舞台に上がって合唱し、第21回合唱祭を締めくくった。