11/24
2024
Sun
旧暦:10月24日 先負 壬 
政治・行政
2017年7月13日(木)9:03

廃棄物対策で課題共有

市町村担当者らが意見交換/県環境部


廃棄物対策について県内各市町村の担当者らが宮古に集い、課題を共有した会議=12日、平良港ターミナルビル

廃棄物対策について県内各市町村の担当者らが宮古に集い、課題を共有した会議=12日、平良港ターミナルビル

 2017年度市町村廃棄物主管課長および一部事務組合事務局長会議(主催・県環境部環境整備課)が12日、平良港ターミナルビルで行われ、参加した県内各市町村の担当者と組合事務局長らがそれぞれの課題を共有するとともに、廃棄物処理計画の策定などについて県の説明を受けた。

 主催者あいさつで、同部の棚原憲実環境企画統括監は「昨年の熊本の地震や今回の九州における大雨被害など災害はいつ起きるか分からない。島しょ県の沖縄においては、万が一の災害時には各市町村が連携する必要がある。災害時の廃棄物保管などの課題もあるので、各市町村においても処理計画を策定してほしい。宮古での会議は2日間だが実り多いものになることを期待している」と述べた。

 さらに、棚原統括監は、一般廃棄物のリサイクル率についても報告。県は14・7%で、全国平均の10・4%に比べて高いものの、2020年までに20%を目標にしていることを説明した。

 さらに、開催地あいさつでは、下地敏彦市長が「宮古には大型の観光クルーズ船で多くの観光客が訪れて今後も増加していく。それを受け入れるということはこれまでのようなごみ対策では難しい。そうした課題を解決するためにも皆さんがしっかり情報を交換してより良い環境のための対策を講じてほしい」と呼び掛けた。

 そのほか、研修では、名古屋大学の平山修久准教授が「災害廃棄物対策を『わがこと』にする」をテーマに、災害時の備えや準備などについて講話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!