きょう「マンゴーの日」
アーウィン種店頭に並ぶ/農家収穫作業本格化
きょう15日は、「マンゴーの日」。宮古地区のマンゴー収穫は例年より約半月以上遅れていたがここ数日で店頭には箱詰めされたマンゴー(アーウィン種)が陳列され本格的なマンゴー収穫が始まった。生産農家も注文を受けたマンゴーを箱詰めする作業が始まり県内外への出荷に追われている。
県や農業団体などで構成する県農水産物販売促進協議会は2000年、7月15日を「マンゴーの日」と定めた。収穫の最盛期に向け、県産ブランドとして県内外に広くPR活動を強化する狙いで制定された。
伊良部のミキマンゴー生産組合(棚原恵良会長)は栽培ビニールハウス8棟(面積約8㌶)で金蜜(きんみつ)とアーウィンの品種を生産。今期は前期より2㌧増の5㌧を見込む。
棚原会長は14日、「金蜜は糖度が20度以上あり、とても美味しい。これからお中元が本格し、新盆・旧盆の訪れで収穫、出荷が忙しくなる」と語った。
県農林水産部によると、今年の県産マンゴーの生産量は過去最高の2055㌧(対平年比20%増)を予測している。宮古地区は700㌧の生産量を見込んでいる。昨年が不作だっただけに今年に懸ける農家の表情は明るい。