詐欺被害に遭わないで/社協城辺支所
高齢者対象に防止講話
宮古島市社会福祉協議会(社協)城辺支所(大城博紀支所長)で14日、城辺生きいきデイサービスの利用者20人を対象に、交通安全と詐欺被害未然防止などに関する講話が行われた。参加した高齢者は、正しい道路の横断方法や、還付金、架空請求やオレオレ詐欺被害未然防止のための注意点などを学んだ。
砂川駐在所の仲宗根将人巡査長は、沖縄本島で警察官を名乗る男からの電話で、約5000万円の詐欺被害が発生した事案を例に「還付金などで、公の機関が電話でATM(現金自動預け払い機)を操作してほしいということは絶対にないので、そのような電話が掛かってきたら、必ず誰かに相談するようにしてほしい」と呼び掛けた。
宮古島署交通課の伊藝智樹巡査部長は「道路を横断するときは、右左右左と2回見て、車が止まったことを確認して横断する。また、道路は斜めに横断しない」などと注意を呼び掛けた。
宮古島地区交通安全協会の砂川米子事務局長は「ビールの500㍉缶(アルコール度数5%)、350㍉の缶酎ハイ(同7%)や泡盛(同30%)100㍉は、アルコール1単位に当たり、これが抜ける(分解される)には約4時間かかる。翌日の行動をしっかり考えて、飲酒は適量にするよう、家族や子どもたちに話してほしい」と述べた。