「大きく育ってね」
サクラ苗木植樹/伊良部地域づくり協
伊良部地区地域づくり協議会(比嘉臣雄会長)は19日、伊良部の牧山公園でカンヒザクラ50本を植樹した。伊良部小学校(池村敏弘校長)の6年生24人が参加し、大きく成長し美しい花を咲かすよう願った。
同公園美化活動の一環で実施。市役所伊良部支所(佐久川豊正支所長)が全面的に協力した。比嘉会長、佐久川支所長、池村校長、市みどり推進課の根間正三郎課長、児童ら総勢約50人が参加した。児童たちは、来年の卒業記念で植樹した。
開式で、比嘉会長は「木を植えることで地球温暖化の防止に役立つ。植物は光合成によって大気中の二酸化炭素を吸収して酸素を放出する。地球温暖化を抑えるためには、二酸化炭素を減らすことである」と述べた。
伊良部の南東に同公園は位置し、最高標高は89㍍。サシバをイメージした牧山展望台へ通じる街路樹升で植樹は行われた。
蒸し暑い中、児童たちは、そろいの赤いTシャツを着て参加。手袋をはめ、小型のスコップを使って1人当たり2本ずつ丁寧に植えた。苗木のそばに支柱を立て、苗木と支柱は麻ひもで結んで保護した。
佐久田穂奈美さんは「大きく育つように願った。美しい花が咲くのが楽しみ」と声を弾ませ、額の大粒の汗をぬぐった。