来週にも候補地決定へ/城辺地区4中学統合
用地選定委が現地調査
城辺地区の4中学校を1校に統合する位置を選考する城辺地区統合中学校用地選定委員会(委員長・長濱政治副市長)は21日、4校で現地調査を行った。来週にも、各委員が評価・採点を行い、合計点数が高い学校を候補地として決定する。
統合校は2021年4月開校を予定。場所は既存の4校のいずれかで、既存施設を活用する。教室などの不足部分は増改築などで対応する。
候補地は①敷地概要(敷地面積)②既存校舎の整備状況(各教室の面積確保)③利便性④増改築するための敷地条件⑤事業の効率性、経済性-の五つの評価項目で採点を行い決定する。
同委員会は、市の部長級らで構成しており、この日の現地調査は、西城中→砂川中→福嶺中→城辺中の順で実施した。
参加した委員の1人は「子供たちが夢の持てる教育環境づくりができるかどうかに重点を置いて調査した」、別の委員は「賛否両論はつきものだが、評価項目に沿って実施していく」とそれぞれ話した。
候補地は教育委員会に答申され、承認を得た上で下地敏彦市長に報告する。下地市長は市としての候補地を決定し、市議会9月定例会へ提案。承認を受けて正式決定となる。