嵩原、仲間、下地さん表彰
「海の日」関連式典で/沖縄総合事務局
【那覇支社】沖縄総合事務局は21日、「海の日」海事関係功労者表彰式典を那覇市で開催し、これまで海に関わる仕事で社会に貢献してきた9人を局長表彰した。宮古関係では、大米建設の嵩原健二船舶部次長が「港湾関係事業」で、琉球海運の仲間三男船長と多良間海運の下地達雄一等機関士が「優良船員」で表彰された。
嵩原さんは受賞後、「こういう賞を頂いてうれしく思う。この賞に恥じないよう、仕事にまい進したい」と喜びを語った。
下地さんも「大変光栄に思う。今までお世話になった人に感謝したい。船乗り生活は30年だが、定年まで頑張りたい」と、笑顔で話していた。
式典では、翁長雄志知事の「受賞者に対して心から敬意を表する。今後とも、後進の育成や海事産業発展のため、お力添えをお願いしたい」とのメッセージも読み上げられた。
海事関係功労者表彰式典は、海の恩恵に感謝し海洋国日本の繁栄を願って1995年に制定した「海の日」の記念事業。港湾関係事業者や優良船員の海事関係功労者、海の絵画コンクール入賞者を、それぞれ毎年表彰している。
海の絵画コンクールでは、川平聖さん(北中1年)と立津睦良さん(平良中2年)が銀賞を、友利珠瑛莉さん(北中1年)と立津槙斗さん(平良中3年)が銅賞を、それぞれ受賞した。