宮高吹奏楽部が金賞/県コンクール高校の部
周囲の支えに感謝も
第57回県吹奏楽コンクール(主催・県吹奏楽連盟など)高校の部が22日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで行われ、宮古高校吹奏楽部が金賞に輝いた。九州出場枠の2校には選ばれなかったものの課題も見つかり、部員たちは練習で克服することを誓い合った。
同校は、同コンクールとは別の大会で、「優秀な演奏」と認められ、8月3日に宮城県で行われる全国高校総合文化祭への出場が決まっている。
53人の部員は23日帰島し、宮古空港で「解団式」を行った。
川満夢侑部長(3年)は「本番では一人一人が頑張って演奏した。今大会で見つかった課題を克服して、来る全国大会では最高の演奏をしたい」と決意。「ここまで来られたのも、周囲の人たちの支えがあったからこそ」と感謝した。
西田都顧問は「やるべきことはやってきたが、最後の詰めが甘かった」と反省し、具体的には「ハーモニーや音のバランスが取れていなかった。全国向け、もう一度基礎から練習していきたい」と話した。
コンクールでは課題曲Ⅳマーチ「春風の通り道」を、自由曲では吹奏楽のためのオリジナル曲「復興」をそれぞれ演奏した。