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政治・行政
2017年8月2日(水)9:02

電気自動車体験スタート/2週間、無料で利用

市が事業開始で出発式


友利部長(右)から鍵のレプリカを受け取る松本さん(右から2人目)=1日、スマートライフサロン宮古島前

友利部長(右)から鍵のレプリカを受け取る松本さん(右から2人目)=1日、スマートライフサロン宮古島前

 体験モニターとして電気自動車(EV)を2週間、無料で利用することができる宮古島市の事業が8月1日からスタート。初日にスマートライフサロン宮古島(三菱自動車サテライトショップ宮古島内)で出発式が開かれ、最初の体験モニターに鍵のレプリカを手渡すセレモニーが行われた。



 同事業は、エコアイランドを宣言している宮古島市で走行時に二酸化炭素を排出しないEVの普及促進策の一環として、EVへの理解を深めることを目的に実施される。市では体験モニター用に6台のEVを用意。事業期間は来年1月末までで、一利用者が2週間、無料で利用することができる。8月分の体験モニター募集は7月14日から受け付け、16人の応募があった。


 出発式には最初の体験モニターに選ばれた4人が参加。市企画政策部の友利克部長が体験モニターへの参加に謝意を述べるとともに、EV体験を行うことで普及が促進することに期待を示し「将来は多くのEVが走っている島を実現したい」と語った。


 体験モニターを代表して松本砂里奈さん(平良)に友利部長から鍵のレプリカが手渡された。松本さん「もともと環境問題に興味があった。宮古島に移住して3年になるが、私から見ればきれいに見える海について、漁師から汚くなったという話を聞く。そこで私に何かできることはないかと考えた時、EVモニターの話があった。まず乗ってみなければ良いかどうか分からないので、たくさんの人にモニターになってもらいたい」と話した。


 9月分の体験モニターへの応募は8月中旬からの受け付けを予定している。


 市ではEV普及のため、EV購入に10万円の補助金を交付する制度も実施している。


 EV無料体験モニターとEV購入補助金制度についての問い合わせは市エコアイランド推進課(電話73・0950)まで。


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