宮古の夏楽しみたい/岐阜県白川町から児童来島
「海・山体験交流宿泊研修会」に参加する岐阜県白川町の児童25人が1日、宮古島に来島した。この交流宿泊研修会は、15年目に入り、夏は白川町の児童が宮古島を、冬は下地の児童が白川町を訪れて交流を深めている。
児童たちが到着した宮古空港には、交流を行っている下地小学校の児童や保護者、学校、教育関係者ら多数が出迎え、歓迎式が行われた。
最初に市教育委員会の川満広紀生涯学習部長が歓迎のあいさつをし「海のない白川町と大きな山のない宮古島市の児童が、自然環境、歴史、文化など生活環境の異なる地域を見聞し、交流を深めるのがこの研修の目的。さまざまな体験をして、宮古島を楽しんでください」と述べた。
白川町の児童を代表して佐藤来唯さんと小林夏姫さんが「宮古島について事前学習をしてきました。パイナップルやマンゴーが食べたい。きれいな海でも泳ぎたい。平和のことや、動物観察なども学習したい」とそれぞれ抱負を語った。
また児童たちを引率した白川町教育委員会の纐纈(こうけつ)守章さんは「児童たちは、宮古島訪問をとても楽しみにしてきた。研修が意義深い4日間となるよう期待している」と述べた。
研修会は、3泊4日の予定で青少年の家などで宿泊して5日まで下地小の児童と交流が行われる。