教育・文化
2017年8月4日(金)9:04
生徒10人が笑顔で出発/下地中台湾国際交流事業
漢口國民中と交流へ
下地中学校(砂川勝昭校長)の2017年度台湾国際交流事業で同校の生徒10人が3日、台湾に向け出発した。宮古空港で行われた出発式では、教諭や保護者らが見送りに訪れ、出発する児童たちを笑顔で送り出した。
今回は、5泊6日の日程で台湾を訪問し、漢口國民中学の生徒と交流。滞在中、3日間は台中市でホームステイを行う。
出発式では、参加生徒を代表して津嘉山尚王君(3年)が「短い期間だが台湾の文化や歴史、生活習慣などいろいろなことを積極的に吸収したいと思う」と意気込みを示した。
砂川校長は「今回で17回目の交流事業となり歴史の重さを感じる。この事業が日本と台湾のさらなる交流の一助になることを期待している。生徒たちには期間中、多くのことを学んで認識を深めてきてほしい」と呼び掛けた。
訪問期間中は、中華民國教育部や沖縄産業振興公社台北事務所などの表敬も予定されている。
この取り組みは、広く海外での研修体験を通して将来、国際人として活躍すべき感性と教養を育むことなどを目的に毎年実施している。