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社会・全般
2017年8月8日(火)9:04

ベニアジサシが群れ/海鳥の中継地 保良漁港

ベニアジサシなどの群れ=7日、城辺の保良漁港の港外(撮影・伊良波彌記者)

ベニアジサシなどの群れ=7日、城辺の保良漁港の港外(撮影・伊良波彌記者)

 夏の渡り鳥でカモメ科のベニアジサシとエリグロアジサシを合わせた約80羽が7日、城辺の保良漁港のそばの砂浜で確認された。ベニアジサシが7割ほどで最多。秋の気配が迫ってくると、越冬地の東南アジアなどへ渡っていく。

 初夏ごろに東南アジアなどから沖縄諸島や奄美諸島に飛来し、繁殖する。県内でベニアジサシの集団繁殖地は渡嘉敷村の通称チービシのナガンヌ島が有名。無人島。県自然保護課などが7月に実施した合同調査では約3000羽を確認した。宮古諸島での繁殖は少ない。

 北で過ごしたベニアジサシなどは、越冬地へ向かう途中、中継地の宮古諸島などに立ち寄る。保良漁港の港外に点在する岩礁にはベニアジサシとエリグロアジサシが飛来し、岩礁と砂浜を行き来したりしている。

 ベニアジサシ くちばしは長く、繁殖期には全体が赤色となる。背中などは淡い青灰色、顔から胸などは白い。日本では奄美諸島以南に飛来、繁殖する。成鳥は全長約40㌢。


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