「県営運動公園の早期整備を」/市体協が市長に要請
宮古島市体育協会の久貝順一会長は18日、下地敏彦市長に県営総合運動公園の早期整備を文書で要請した。下地市長は「私の公約でもあり、県に対しても要望してある。要請は後押しになる。頑張ってやっていく」と前向きに答えた。
要請では「宮古の子どもたちのスポーツでの活躍は素晴らしいものがあり、今後に明るい展望をもたらす」と紹介。その上で「本市はスポーツアイランド宮古島を標ぼうしているもののスポーツ施設整備の遅れが多方面から指摘されている」とし、早期整備を求めた。
バレーボール協会▽サッカー協会▽陸上競技協会▽テニス協会▽ソフトテニス連盟▽柔道連盟▽野球連盟▽水泳協会-の8組織の意見や要望書も添えた。
下地市長は、小、中学校の統廃合を視野に入れていることを説明。「統合すると残った学校施設をリニューアルすることも考えられる」と提案した。「(県営総合運動公園の誘致は)私の公約でもあり、県に対しても要望してある。あとは、どんな施設にするか具体的に詰めていく」と述べた。
出席した体協幹部からは「どの場所に、どういうものを作りたいかを早めに決めてほしい」と要望。下地市長は「優先順位がある。どれから先にやっていくか、具体的な形で詰めていきたい」と語った。