目指せ!藤井聡太四段/子ども将棋講座
真剣勝負で魅力体感
市中央公民館主催の「子ども将棋(初心者)」講座が8日、同公民館でスタートした。講座には24人が受講登録し、この日は15人が参加して、講師の間秀夫さんから将棋の基本や駒の動かし方などを学び、実際の対局では「王手だ」「勝った勝った」などの声が会場に響いた。
この講座は、藤井聡太四段の活躍で将棋ブームが盛り上がる中、将棋の基礎を学び、眠れる才能を開花させることを目的に同公民館が今回初めて企画した。
講師の間さんはアマ5段で、子供たちに将棋の基礎を分かりやすく紹介。子供たちに対しては「今回は、将棋の基礎を学びながら、全国レベルにおいて自分の力がどの位置にあるのか分かる機会にしたい」と話した。
長畑陽一郎君(久松小4年)は「藤井四段が活躍していたのでこの講座を受けてみようと思った。今は野球が一番だが、将棋も楽しんでいきたい」と話した。
長畑君に誘われて参加した平戸凰雅君も「将棋は初めてだけど、やってみたらとても面白い。これからも友だちと勝負してみたい」と笑顔になった。
同公民館側も「藤井四段の活躍もあり、企画したが思った通り結構集まってくれた。講座を通して将棋の魅力を感じてくれればうれしい」と述べた。
同講座は計6回で今後、今月20日まで火、木、日に行われる。