アダンなど330本植樹/16年度美ぎ島グリーンネット
美ぎ島宮古グリーンネット(会長・下地敏彦市長)は9日、宮古森林組合で通常総会を開き、2016年度収支決算書など6議案を承認した。16年度は延べ298人が参加し、アダンなど330本を植樹、テリハボクなど937本を補植した。規約改正で、これまでの2人制の副会長を3人制に改めた。
冒頭、下地市長が公務出張中のため、副会長の下地保造JAおきなわ宮古地区本部長があいさつ。「多くの市民の協力で植樹・補植ができた」と感謝の意を表した上で、今後とも緑豊かな島づくりに向け、決意を新たにした。
16年度収支決算では、次期繰越金26万円を計上した。新年度収支予算は、収入支出ともに617万円。
17年度の行動計画には▽下地積間地区での育林(10月)▽「防風林の日」関連イベント協力(11月)▽城辺吉野地区での施肥・補植(12月)-などを盛り込んだ。
規約改正に伴い、副会長は砂川玄悠沖縄製糖専務取締役工場長、下地保造JAおきなわ宮古地区本部長、渡久山和男宮古製糖常務取締役の3人体制となった。
任期満了に伴う役員の選任で執行委員4人と監事1人を承認した。新役員は次の通り。
執行委員=松原清光(市農林水産部長)、大嶺弘明(市上下水道部長)、名嘉真清美(宮古農林水産振興センター農業改良普及課長)、平良和彦(同センター農林水産整備課長)▽監事=与那覇巌(前宮古森林組合常務理事)