政治・行政
2017年8月11日(金)9:05
クルーズ船拠点整備など要請/下地市長が江崎担当相に
【那覇支社】来県した江崎鉄磨沖縄担当相は9日、下地敏彦宮古島市長ら県内の市町村関係者と那覇市で会談した。下地市長は「①クルーズ船拠点港の計画的整備と9月30日の起工式出席、②下地島空港の国際空港としての整備、③離島活性化特別交付金の継続、の3点を要望した。持ち帰って検討していくとのことだった。しっかり取り組んで頂けることを期待している」と述べた。
懇談会で江崎担当相は「交通の利便性向上やインフラ整備など沖縄の抱える課題に精力的に取り組む。潜在力や優位性を生かした振興策をしっかりと前に進めていく」と意気込みを語った。
会談には、沖縄県町村会会長の高良文雄本部町長や、北部広域市町村圏事務組合理事長の稲嶺進名護市長、能登靖沖縄総合事務局長らも出席した。高良本部町長は、「離島は国や県にとって大事な地域。様々な問題を改善できるよう、ぜひ特段の支援をお願いしたい。早目に各地域・離島を視察してほしい」と要請した。
江崎担当相は、3日に実施された内閣改造で初入閣した。来県するのは、就任後初めて。