「楽しい思い出できたよ」
ひらら児童館 初の夏祭り開催
夏休み真っ直中の10日、ひらら児童館(粟國マチ子館長)の夏祭りが同館で初めて開催された。館内では、いろいろな企画が午前と午後に分かれて実施され、祭りには約350人の子供たちが詰め掛けた。真っ黒に日焼けした子供たちは、笑顔の交流を通して、楽しい夏のひとときを過ごした。
この夏祭りは、来館する子供たちと地域の人たちが触れ合う機会を提供するとともに、いろいろな遊びを通した友達づくりなどを目的に、今回初めて実施された。
粟國館長は「夏祭りをやることが決まってから子供たちは、とても楽しみにしてこの日を待っていた。いろいろなゲームを企画しているので楽しく夏休みの思い出をつくってほしい。来年以降も楽しいゲームを企画して夏祭りを継続していきたい」と話した。
午前中は、各学童クラブの子供たちが参加したドッジボール大会やオセロ大会などが行われ、午後からは輪ゴム飛ばすゴム鉄砲で標的を倒すゲームや、スリッパ飛ばしなどのゲームが行われ、会場には笑い声と歓声が響いた。
それぞれのゲームコーナーでは、中高生や沖縄女子短期大学の学生らがボランティアとして参加し、祭りを盛り上げた。
下地皇雅君(平良第一小2年)は「ゴム鉄砲が楽しかった。そのほかにもいろいろ楽しそうなゲームがあるのでやってみたい」と笑顔になった。
下地律子さん(東小1年)は「金魚すくいがとても楽しかった。たくさんゲームがあるので全部やってみたい」と、額に汗を光らせながら話した。
ゲームを終えた子供たちには、かき氷が振る舞われ、汗だくの子供たちはおいしそうにかき氷に舌鼓を打っていた。